waiting-listの趣旨

  • 基本的に「日本資本主義論争」を中心に、明治維新から現在までのスパンで、現状を考えるためのメモにするつもりです。

具体的には、フリーターに代表される現在の社会(労働)問題を日本資本主義(封建)論争から考えることです。つまり、明治維新前後からの資本主義への移行期において、先行技術の輸入によって過少労働力しか必要とせずに、農村に過剰な人口を滞留させ封建的な外観をとどめるようになったことと、現在の景気変動による不況下での産業構造の変化による必要労働力の減少が酷似していることを、若年層にまで至るナショナリズムの隆盛とそれを裏付ける政治経済諸制度の変化を通して考えるということです。そして、国民国家と資本制経済ではない新たな政治経済システムの創出を考えたいという楽観的なウェブログです。