2007-07-10 共産主義とは・・・と考える ガタリとネグリの『自由の新たな空間』の新訳が出版されている*1。「「共産主義」という言葉には汚辱が刻印されている。なぜだろうか? この言葉は集団的創造を可能にする労働の解放を指し示すものであるにもかかわらず、人間が集団主義の重圧のもとに破壊されるという事態の同義語になってしまったからだ。それに対して、われわれは、共産主義とは、個人的・集合的な特異性の解放への道であると考える」。 *1:フェリックス・ガタリ+アントニオ・ネグリ『自由の新たな空間』、杉村昌昭訳